評論家・西部邁さん死去、多摩川で自殺か 78歳…遺書のような文書も

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180121-00000512-san-soci


思想家の西部さんが自殺・・・。

あまりのショックで・・・う~~ん・・・。


西部さんは60年安保のNo.2でした(トップは唐牛健太郎氏)。

演説は東大生だった西部さんが行っていました。

そして国会議事堂に突っ込み、国家反逆罪で逮捕されました。

のちに左翼から保守へ転向。

東大教授へ。


僕は西部さんの著書は全て持っています。

どの著書も目から鱗でした。

鋭い思考力と深い観察力と洞察力と勇気。

60年安保で国会議事堂に突っ込んだのは7、8名。

逮捕される事も当然解っていたはず。

逮捕後、西部さんは独房に入れられました。

そのような行動力(実績)があるからこそ、文章の重みが他の思想家と別物なんです。

 


「大衆への反逆」、「生まじめな戯れ 価値相対主義との闘い」、「幻像の保守へ」、「六〇年安保 センチメンタル・ジャーニー」、「大錯覚時代」、「ニヒリズムを超えて」、「マスコミ亡国論 日本はなぜ“卑しい国”になったのか」、「マスメディアを撃て」、「戦争論 暴力と道徳のあいだ」、「私の憲法真正保守による改正試案」、「人間論」、「歴史の復権 ”文明”と”成熟”の構図」、「死生論」、「世人に言上したきことあり」、「知性の構造」、「”国柄”の思想」、「虚無の構造」、「アメリカの大罪」、「ナショナリズムの仁・義」、「エコノミストの犯罪 ”失われた10年”を招いたのは誰か」、「無念の戦後史」、「核武装論 当たり前の話をしようではないか」、「陥没する世界のなかでの”しあわせ”論」、「昔、言葉は思想であった 語源からみた現代」、「どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由」、「生と死、その非凡なる平凡」(← 時系列)などが、今でも心に残っています。


しかし、2015年4月に発行された(最後のひとつ前の著書)「生と死、その非凡なる平凡」で西部さんは大きく変わってしまった。

それは西部さんの愛好者も気付いたはず。

それまでの著書は「~なのだ」と言い切っていた。

ところがこの「生と死、その非凡なる平凡」で初めて敬語になった。

異変です。

それと自殺は関係があると僕は思います。

また、2014年3月17日に、西部さんの奥様が亡くなっています。

それも関係してるのかもしれません。

ただ、著書を読む限りにおいて、それは関係していないとも言えます。

最後の著書「ファシスタたらんとした者」は読んでいません。

「生と死、その非凡なる平凡」を読んで絶望したから・・・。

でも、自殺した今、「ファシスタたらんとした者」を買います。

そこにも自殺と関連した(想像上)記述があると思うので。


ウィキペディアによると、西部さんが高く評価している日本人は山本常朝、福澤諭吉中江兆民夏目漱石、田中美知太郎、坂口安吾秋野不矩、秦野章、福田恆存三島由紀夫色川武大立川談志、唐牛健太郎、などである。と書かれています。


あまりに突然の事で、まだ実感できません・・・。

だから涙も出ない。

僕のHPに来てくれる方の3分の1は西部さんの愛好者です。

皆もあまりに突然の事で、大変ショックを受けてると思います。